日本髪かつら・舞台カツラのお手入れ 【結い上げ】 |
日本髪かつら、舞台カツラのスタイルが崩れた、別のスタイルに結い直したい。そんな時どうしてます? |
頻度 |
1.日本髪のスタイルが自分で修復出来ない状態になったら、結い直しの時期と考えて下さい。
(1) クシ等で、かつらの表面を綺麗に直せるうちは、どんどん直して使いましょう。
※結い直しの料金も、高いので節約しましょう。
2.表面にホコリが目立つ、白粉(オシロイ)が多くついて見苦しくなったら結い直しましょう。
※びん付け油がついているので、どうしても表面にホコリが溜まりやすくなります。
3.かつらの毛髪に油分が無くなり、パサパサしていたら直ぐ結い直しに出しましょう。
(1) 油分が無くなると毛髪が痛みます。早めにお手入れを兼ねて結い直しをお勧めします。 |
結上依頼 |
1.結い上げ依頼先は、かつらを作ってもらったお店に出すのが一番です。
(1) かつらの製造方法は、大筋では同じですが、それぞれのお店で製作方法が若干違います。
(2) どのような方法で製造したか分かっている業者さんに出すのが一番です。
2.製造先が分からない場合、自分の知っているかつら屋さんに現物を見てもらってから結い直し
に出すようにします。
(1) 一部メーカーでは、特殊製法により、作ったお店でなければ結い直し出来ないものも有ります。
結い直し出来るかプロの目で確かめてもらいましょう。
3.知っている業者さんがいない、近隣にかつら屋さんが無い場合。
(1) 別ページ日本髪かつらメーカーに掲載しているメーカーにお問合せするのも一つです。
※かつらの結い直し料金は、各店舗にお尋ね下さい。 |
スタイル |
1.結い上げするスタイルを決めます。
(1) 踊る曲によってカツラのスタイルは決まっています。どのスタイルにするか決め、かつら屋さんに
伝えて下さい。
a)スタイルが分からなくても、踊る曲目を伝えるとその曲に合うスタイルを教えてもらえます。
(2) 特に使用する予定が無い場合、『つぶし島田』などにしておくと使用可能範囲が広く、お勧めです。
2.飾りを付けたい場合、別途料金になりますが好みの色や形を指定することも出来ます。
(1) 曲目に合うものが必要です。 何に使うのか、演目、役柄、アレンジの希望などをハッキリ
かつら屋さんに伝えましょう。(こんな風にしたいとハッキリ伝えた方がいいでしょう) |