どうして、かつらはバレるのか‥‥理由と対策 |
かつらの毛の
光沢・質感 |
●自分の髪の毛と、かつらの毛の光沢・質感の違いで分かってしまうと言われます。本当でしょうか?
(1) ウィッグの毛は、人毛と化繊があり、“光沢・質感”が自分の髪の毛と少し違うことは確かです。
人 毛=人の毛髪を使用‥‥光沢、質感が自然でばれにくい。
化 繊=人毛よりやや光沢が出る傾向にある。‥‥不自然になりやすい
人毛・化繊MIX=人毛が3〜5%程度MIXされていますが、人毛100%には及ばない‥‥やや不自然
(2) しかし、一般の方には、光沢・質感の違いはわからないものです。毎日かつらに接している人が分かる程度です。
光沢・質感は重要視しなくても大丈夫だと思います。
(3) ウィッグに毎日接している = 販売している人に『そのかつら、バレてるよ』 なんて言われるがままに別のかつらを
買わされないように注意して下さい。 |
自毛との境界 |
●かつらと自分の毛髪との境目がハッキリ分かれている。 これが最もバレやすい原因です。
(1) 特に、部分かつら、男性用ツーペで多く見られる現象です。
(2) かつらの毛と自分の髪の毛をブラシで混ぜるように心がけて下さい。
a) 後頭部は、自分で見えにくい部分でありながら、他人から良く見えます。
b) 必ず合わせ鏡で十分チェックして下さい。
c) ブラシを縦方向に入れるだけでは、かつらの毛と自分の髪の毛が混ざりません。
少し面倒ですが、かつらの毛の下側になる自分の髪の毛を上に出してからブラシを入れてみて下さい。
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生え際の処理 |
●生え際は、どうしてもバレ易い部分です。 細心の注意をはらってカバーしましょう。
(1) 自然な生え際は、額から徐々に髪の毛が増えていくように見えますが、かつらはこの部分の再現が難しいのです。
(2) かつらは、徐々に増えず、いきなり髪の毛が増えてしまいます。
(3) かつらの生え際部分に、短い毛で 『後れ毛、産毛』 を再現したものがあります。
この短い毛を少し、前側に出すことで若干生え際表現を行うことが出来ますが、自然とは言えません。
(4) 管理人は、生え際部分を隠すヘアスタイルにする事をお勧めしています。
a) かつらの毛を前側に垂らすヘアスタイルにします。
b) 前髪が下がることで、生え際をカバーし目立たなくなるようにします。
c) 前髪が垂れて重い印象にならないよう、たくさんの毛を下げないようにしましょう。
d) 前髪がキッチリ揃ったスタイルも違和感を感じ、視線を集めてしまうので、長さはある程度不揃いにします。
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